日々の読書の日記

名古屋のIT企業に勤めるエンジニアの読書メモです。

読書: リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま

リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)

リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)

珍しく、買ってすぐ読了した本でしたので、ご紹介。

この本は、リーバイス、ナイキといったグローバル企業の人事部門長として、リーダシップ や 評価制度の策定と運営として活躍された 増田 さんについてのロングインタビューです。 リーダーと呼ばれる人(本人はリーダーシップを発揮していると思っていないので、リーダーと自認する人ではなくて、周囲からリーダーと呼ばれる人)が、どういうことを考え、行動することによって、リーダーとしての実績を積んでいくのか。

増田さんのキャリアを振り返りながら、リーダーシップや組織開発論の専門家である金井教授が、リーダーシップを発揮する人の特徴について解説しています。

読み進めていくうちに、増田さんが、様々なプロジェクトでリーダーシップを発揮していく理由、本のタイトルにある「自然体」の意味などを、自分がリーダーとして意識していることとすり合わせて読み進めました。少し読んでは、これまでと現在の自分はどうなんだろうと考え、考えを整理したいから少し前のページから読み直す。の繰り返しでした。

もともと、この本を知ったのは、10年ほど前に読んだ リーダーシップの旅 見えないものを見る が、記憶に残っていて、久々に読み返そうと思ったときに、Amazon でおすすめされたからでした。

リーダーとしての振る舞いやマネジメント方法など HOW TO について書いてある本はありますが、リーダーシップの旅 や リーダーは自然体 のように、リーダーと呼ばれる人が、リーダーになった経緯 WHY について書かれた本は少ないように思えます。

10年前、新米マネージャーとして四苦八苦しているときに「自分の信じるままに動いてみよう。それが結果的にリーダーシップにつながり、マネジメントになる」というような、うまく言葉で表現できないような気づきをもらった本でした。

勝手な理解としては、映画 フォレスト・ガンプ の主人公 は、なぜリーダーと呼ばれる存在になっていくのか。その解説が、この本に書いてあると思っています。この本を読んで以来、フォレスト・ガンプ は数少ない好きな映画の一つで、引っ越しが多い中でも処分されずにDVDを持ち続けています。

リーダーシップは、役職/役割をもった人しか発揮できないことではなく、自分の身近なところで発揮できるものです。というわけで、リーダーシップに興味がある人におすすめの二冊です。